平成30年
 第1回定例市会 2月議会
平成30年度神戸市当初予算案
 予算特別委員会[意見表明]
 自由民主党神戸市会議員団は、平成30年度神戸市各会計予算案並びに関連議案、合計59議案について、以下の理由により、要望26件を付して承認します。また、「予算第1号議案 平成30年度神戸市一般会計予算」等の編成替えを求める動議については、反対します。
平成30年3月15日
自由民主党神戸市会議員団

「理由」

 平成30年度予算案は、久元市長の2期目の最初の予算であり、神戸の新たな未来を切り拓く施策を積極的に展開するものとなっています。本市の重要な課題である少子化対策や若者に選ばれるまちづくりの観点から、子育て・教育施策の充実に関し、問題意識の高さから従前にも増して充実したものになっています。また神戸経済の安定成長の観点から、雇用の創出や、福祉・医療・防災などの充実、都心再整備などまちの魅力や環境への取り組みが計上されているものであり評価します。  また、これまでの行財政改革により、財政健全化指標は着実に改善しているものの、少子超高齢化の進展に伴う社会保障費の増大は避けられず、引き続き「神戸市行財政改革2020」の目標の達成に向けて、全力で取り組み、安定的な財政基盤を構築していくことを期待し、平成30年度神戸市各会計予算案並びに関連議案を承認します。

「要望事項」

(1)
留学生をスムーズに受け入れ、また神戸の間接的なシティプロモーションのために、住まいに関するバックアップを充実すること。
(2)
クルーズ船等による訪日外国人旅行者の災害時の対応については、速やかに指針を示すこと。
(3)
病院船にかわるものとして、「DMAT」チームとの連携による救命率向上に資する「コンテナ医療モジュール」の推進を、強く国に働きかけること。
(4)
西区を中心に隣接市域も含めた経済圏、生活圏域を創るため、西部地域の広域連携拠点化を一刻も早く目指すこと。
(5)
西区役所は有事の際に都市機能が停滞することがないようバックアップ機能を備えたものにすること。
(6)
同居・近居の推進や中小企業の支援を行うため、市有地の隣接地所有者への利用・処分を促進すること。
(7)
「市民スポーツの振興」について、担い手となる局をしっかり定めた上で着実に進めること。
(8)
健康ライフプラザのスポーツジム等の見直しにあたっては、現在の利用者に対し、丁寧な対応に努めるとともに、引き続き高齢者や障害者、持病をかかえる方までが安心して安価で健康づくりに取り組める拠点となるような施策展開を図ること。
(9)
介護保険総合事業においては、柔道整復師や理学療法士など様々な職種を活用し、多職種連携を強化すること。
(10)
今後の学齢前児童の遊びの地域拠点整備にあたっては、効果をよく考慮のうえ、場所や民間との連携手法を検討すること。
(11)
但馬牛の生産拡大とブランドを守る拠点として、六甲山牧場に神戸ビーフ館誘致を推進すること。また同牧場や神戸ワイナリーにおける道の駅の設置や海の駅についても検討すること。
(12)
子育てをしながら働く女性を支援する観点から、移動手段である自転車の駅前駐輪場の優先確保と無料化をできるところから取り組むこと。
(13)
下水処理における栄養塩管理については、豊かな海の推進に向け、海域の水産資源の育成という観点から、国に対しては法改正について、県に対しては流域別下水道整備総合計画等の見直し、及び柔軟な運用について働きかけていくこと。
(14)
北区皆森交差点や垂水区小束山6丁目交差点など、市内幹線道路の渋滞問題を本市の責任で早期解決すること。
(15)
舞多聞地域などの開発により利用者が増加しているJR舞子駅の駅前広場、バスターミナルについて、障害者・高齢者の方が利用に困難を感じておられる現状を改善すべく、「まちなか拠点整備」事業等を着実に進め、総合的に駅前広場のあり方を検討すること。
(16)
(街路樹の剪定については、交通安全対策および美観の観点からも早期整備を行うこと。
(17)
三宮の再整備については、決めうちとすることなく柔軟性をもって進めること。また、公共施設の移転に伴う跡地の活用に関しては、議会・市民の意見をよく聞き議論を深めること。
(18)
活力ある次代の地域創生のため、NPOランドバンクの設立を支援し、空家空地対策に資するまちづくりに取り組むとともに、六甲山中腹や市内各地に多々ある市内公有地を一日も早く有効活用すること。
(19)
神戸電鉄粟生線の上下分離調査については、北西区の全体的な運賃低減につながるものとすること。
(20)
神戸空港については、3空港一体運営を機に発着枠の拡大、運航時間の規制緩和、及び国際線定期便の運航が可能となるよう関係先に強く要望すること。
(21)
ウォーターフロントの整備については、阪神高速道路株式会社とみなと総局、建設局と連携し、高速道路を走る車の経済効果を図るため、パーキングエリア及び路外パーキングエリアの設置等の整備に取り組むこと。
(22)
コンテナターミナルのAIやIoT技術の導入に向け環境整備を進めること。
(23)
神戸市子ども交流支援基金を積極的に活用し、姉妹都市との交流を中心に、市内の高校生に留学の機会を拡充すること。
(24)
児童・生徒が将来の目標を明確に立て、その実現する力を持てるよう「生きる力を養う教育」を推進すること。
(25)
本市のスポーツ振興のため、女子サッカー用のスタジアムを整備し、他のスポーツにも使用できるよう計ること。
(26)
高校生の通学費補助については、全市への取り組みとすること。

平成30年予算特別委員会に送付された請願及び陳情に対する意見表明

平成30年3月15日 自由民主党神戸市会議員団
自由民主党神戸市会議員団
1.請願第23号 中小企業融資制度における信用保証料全額補助の存続を求める請願
中小企業にとって、国の政策に伴って金利が低下していることから、資金調達に係る負担については軽くなっている一方、多くの中小企業にとって販路拡大・人材確保・事業継承が課題となっていることから、これらへの対応を強化することにより、バランスよく中小企業支援を行っていく、という当局の説明を了として、不採択とします。
2.陳情第168号 神戸市における低炭素化政策に関する陳情
神戸市では、再生可能エネルギーの普及に向けた取り組みを進めていること、条例に基づき、事業の計画段階からの環境アセスメントを義務付けていることなど、当局の説明を了とすること及び予算第1号議案を承認することから不採択とします。
3.陳情第169号 市バス19,39,31,38系統の増便等を求める陳情
現在の利用状況・道路状況等からは、増便・始終発延長・路線新設等は困難である、今後も利用状況に注視し、ダイヤの編成や乗客需要に見合った運行本数を供給するという当局の説明を了とすること、及び予算第17号議案を承認することから、不採択とします。


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