平成29年
 第2回定例市会 9月議会
平成28度神戸市各会計決算
決算特別委員会 [総括質疑] 要旨

[総括質疑] 要旨   山下てんせい 議員(西区選出)

平成28年度神戸市各会計決算に関し、9月22日の決算特別委員会において、山下てんせい 議員(西区選出)は、市長及び副市長に対し総括質疑を行いました。



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1.公共建築物等における木材利用の促進について

 局別審査において,本市の公共建築物における木材利用の促進について質疑したところ,国の法律を受けて昨年3月に方針を策定し,学校や保育所・児童館といった施設を中心に構造の木造化,内装の木質化に取り組んでいるとの答弁があった。現在整備が進んでいる兵庫区や北区の庁舎など,本市の公共建築物にはどの程度内装材の木材利用が図られているのか伺いたい。また,今後整備や建替えが予定されている庁舎等の公共建築物については具体的にどのように木造化・木質化を推進していくのか,あわせて伺いたい。
(議員再質疑1)
 国ではヒートアイランド対策のため人工排熱の低減等を推進しており,本市では,CASBEE神戸の公表・評価の実施による建物の排熱対策や建築物の省エネ性能の向上などの取組が実施されている。根本的な対策としては,地球温暖化の防止施策が重要であるが,東京都の港区では二酸化炭素の排出量を抑制するため,建築物等に使用された国産木材量に相当する二酸化炭素固定量を認証する「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」を制定している。本市においても現状の取り組みに加え,地球温暖化防止施策として同様の認証制度の導入を検討すべきと考えるがどうか。
(議員再質疑2)
 国の公共建築物における木材の利用の促進に関する基本方針が改定となり,地方公共団体は木材利用の効果的な促進のために関係部局横断的な会議の設置が努力義務となっている。本市においても,環境マスタープランで掲げる低炭素社会の実現につながる取り組みであることから,環境施策の観点で環境局が窓口となって会議を設置し,木材利用を積極的に推進すべきと考えるがどうか。

2.悪徳事業者対策について

 上下水道の悪徳事業者による修繕の契約トラブルの対策としてマグネットやパンフレットによる注意喚起を行っているが,消費生活センター等には依然として高額な費用請求など様々な被害相談が寄せられており,あまり実績が上がっていないと感じる。このような現状を踏まえ,今後どのように取り組んでいくのか伺いたい。
 また,一層の対策のためには,管工事業協同組合との更なる連携を図り,懸命なPR活動に対し感謝の意を表するとともに,活動に対する助成も必要と考えるが,あわせて見解を伺いたい。
(議員再質疑)
 上下水道に関する悪徳事業者対策については,所管局のみならず,市民の安全安心な消費生活の確保のため消費者行政サービスを提供する市民参画推進局を含め,全庁あげて積極的に取り組むべきと考えるがどうか。

3.AI技術の活用について

 横浜市では民間企業のAI技術を活用し,ごみの出し方を対話形式で案内する「イーオのごみ分別案内」の実証実験を実施しており,行政の業務でのAI技術の活用事例として大変関心を寄せている。AI技術はスピード感やデータの蓄積及び24時間対応可能といった強みを持ち,市民に対し必要な情報をスムーズに提供できる仕組みの構築など様々な活用の可能性が考えられることから,固定概念にとらわれず,本市でも働き方改革の推進や市民サービスにおいて積極的に活用を検討してはどうか,見解を伺いたい。

4.三宮クロススクエアについて

(1)道路インフラの整備について
 三宮クロススクエアにより,都心への車の通過交通について排除することになるが,現状では,特に北区・西区のように南北交通が弱い地域から三宮への交通手段として車を使用する方は多く存在する。三宮クロススクエアの創出にあたっては,交通の利便性を阻害することがないよう,南北交通の脆弱性を解消するため,生田川右岸線の機能強化をあわせて実施すべきと考えるがどうか。
(2)公共交通の利便性について
 都心部を車中心の道路空間から人と公共交通優先の空間への転換を図るため,三宮クロススクエアの検討が進められているが,実現にあたっては,都心周辺部だけではなく,神戸市全体を捉えて公共交通中心のまちづくりが必要である。そのためには,北区・西区から都心へのアクセス手段を車から公共交通へ転換を促進するよう,コスト低減も含めた公共交通の利便性の向上を優先して実施すべきと考えるがどうか。
(議員再質疑)
 県立高校の学区の再編により,特に北区・西区などで長距離通学による高校生の通学費負担が増加していることから,まずは高校生の通学定期割引の導入を公共交通の利便性向上施策として検討してはどうか,見解を伺いたい。

5.卸売市場の活性化について

 中央卸売市場本場の再整備について以前から議論がなされているが,スピード感に欠けなかなか進展がみられない。市場の活性化のためにも早期に整備が必要と考えるが,どのようなスケジュールで動いていくのか伺いたい。あわせて冷蔵庫棟の移転に関して,市場の公有水面の埋め立ても視野に十分な用地の確保を検討すべきと考えるがどうか。

6.小学校における外国語表記について

 市内小中学校では,オーストラリアの学校との国際交流などの国際理解教育を実施し,多文化共生に力を入れる学校もある。それ自体はよいと考える。ところで,市内の一部の小学校において保護者から,職員室や図書室などに外国語表記の掲示がなされており,違和感があるとの声を仄聞している。公立の小学校として公平性の観点も踏まえ,このような意見にも配慮すべきと考えるがどうか。
(議員再質疑)
 放課後の教室利用について,例えば学童保育の児童の受け入れ場所として活用するなど,政策の優先度を考慮すべきと考えるがどうか。
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