平成29年
 第2回定例市会 9月議会
[一般質問]要旨
平成29年第2回定例市会 9月議会最終日の10月6日に 安井俊彦 議員(東灘区選出)及び、平井真千子 議員(長田区選出)は、市長及び副市長に一般質問を行いました。

[一般質問]要旨 平井 真千子 議員(長田区選出)

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1.課題のある家庭への支援について

(1)支援体制の充実について
 本市では,生活困窮者の自立に向け,くらし支援窓口を各区役所に設置し,各区社会福祉協議会に配置しているアウトリーチ機能を持つ地域福祉ネットワーカーと一体的な支援を実施しているが,DV被害者やひとり親家庭の親など様々な事情で行政の相談窓口まで至らないケースも依然としてあるのではないか。このような潜在的な課題のある家庭への支援に向けては,個々の状況に応じて必要な行政支援を提供できる相談体制のさらなる充実が必要と考えるがどうか。
(2)民間シェルターへの支援について
 DV被害者の民間シェルター利用者数は減少傾向にあるものの,配偶者への情報漏えいを危惧し,行政に相談せずに民間シェルターに逃げ込む被害者も多いと聞く。DV対策については行政だけでは対応できず,シェルター運営以外にも被害者の居場所支援などきめ細やかな支援を実施する民間事業者の活用が必要不可欠であることから,持続的に民間によるサービス提供が可能となるよう,さらなる支援の充実が必要と考えるがどうか。
(3)貧困の連鎖防止について
 生活困窮家庭への学習支援の取り組みが進んできているが,貧困の連鎖防止に向けては,子どもだけではなく親に対する学び直しの支援も重要と考える。民間においては,子どもだけでなく個々のニーズに応じて広く門戸を開いて対象者を募り,広く自立につながる学習支援を実施しているところもあることから,ひとり親家庭等に対するこのような取組が広がるような支援が必要と考えるがどうか。

2.子育て支援施設整備について

 新長田駅南再開発エリアにおいて,働きながら子育てできる両立支援拠点としてママスクエア神戸新長田店がオープンしているが,こうした取り組みは商店街への子育て世帯の呼び込みにつながることから,商店街活性化施策として非常に効果的と考える。空き床が残る新長田エリアへの子育て支援施設整備の動きがあるように仄聞しているが,このように商店街活性化に資する施設がさらに誘致等されるよう積極的に取り組んでいくべきと考えるが,見解を伺いたい。

3.河川のバーベキュー禁止について

 バーベキューについては,河川沿いの場所でも公園部分は条例により禁止されているが,規制のない河川敷ではバーベキュー利用者による騒音やごみの放置などが問題となっており,都賀川などの周辺住民からの苦情を耳にする。まずはマナーの啓発に取り組むとしても,生活環境保全などを目的として河川敷でのバーベキューを条例で禁止しているなどの他都市事例も参考に,本市においてもなんらかの対策を検討すべきと考えるがどうか。
 その際,公園部分も含めて一定のニーズがある場所については,適正管理のもとでバーベキューが実施可能なエリアを設け有料化し,収益を河川・公園の清掃経費として活用する仕組みの構築など,利用者誘導を図ることもあわせて検討してはどうかと考えるが,見解を伺いたい。

4.中学校での食育の推進について

 昨今給食の食べ残しについて報道がなされているが,本市においては,味付けなど食べやすい工夫をすることは当然として,子どもの嗜好を優先するあまり,適切な栄養の摂取に重点を置いた給食の提供に影響があってはならない。そのためには,学校給食や教科の時間等あらゆる機会を通じて食育を推進し,自分たちにとって必要な栄養や嗜好によらない美味しさについて学べる機会の構築が必要と考えるが,見解を伺いたい。

5.神戸の魅力発信手段の充実ついて

 本市では,神戸の多彩な風景などの写真データを掲載した「神戸フォトコレクション」や「FeelPhoto」などのサイトや,市民からの投稿写真をフェイスブックで発信するなど,写真データを活用した取り組みが実施されている。しかし,更新頻度が低いことや市民の写真データの利用に制約があるなど,改善すべき課題があるのではないか。掲載写真の更新や市民がより気軽に写真データの利用を可能とするなど,神戸の魅力発信手段の充実を図るべきと考えるが,見解を伺いたい。

[一般質問]要旨 安井 俊彦 議員(東灘区選出)

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1.市長と議会との関係について

 久元市長は,総務省自治行政局長時代の2011年10月8日に立命館大学の講義の中で,「首長と議員,ともに住民の意見を代表している両者において,癒着もしくは解消し得ない対立が起こる可能性がある。多くの自治体では,長年この問題を解決する方法を考え,バランスがとれた運営が行われてきたが,ここのところ,それが抜き差しならない深刻な事態になるケースも出ている」と話しているが,神戸市における現在の首長と議会の関係について,どのように認識しているのか,見解を伺いたい。

2.二元代表制について

 憲法93条の言う二元代表制での地方政治において,現状で東京都の小池知事に見られるように,私党を結成して議会の多数を占め議会を運営するようなことは,憲法93条が予定していなかったことであり,二元代表制の大きな危機にあると考えるが,この件に関する権威者である市長の感想なり考えについて伺いたい。

3.議会内閣制について

 政令市の首長の権限は強大であり,首長独裁型にも首長連携型にもなっている。この原因は議会の調査能力・情報不足によるものであるが,これはシステム上仕方がないとも考えられる。これを補うためにも,いっそ議会内閣制を採用してはどうか,つまり議会人から局長を出していってはどうか。

4.インドとの友好関係について

 兵庫県はインドのグジャラード州と6つの部門について友好関係を結ぶべく動き,昨年11月には交流の覚書を交わしており,また,本年11月には井戸知事もグジャラード州へ出向いて交流を深化させようとしていると聞いている。これに対し,グジャラード州の主要都市であるアーメダバード市と特定の部分に対して友好連携関係を持つことは,将来の神戸市にとって有効と考えるがどうか。

5.市民文化の向上について

 神戸市民が持つ伝統芸能やお祭りやダンジリ等は,市民間のコミュニケーションや郷土愛を育て,市民文化をも向上させ,また,防災にも役立つ等,市民の持つ宝物とも言える。その中でもダンジリは,市民文化や郷土愛を育てる最たるものである。しかし,神戸市にはそれらをまとめるダンジリ資料館がない。子どもたちの教育のためにも是非必要と考えるがどうか。

6.南海トラフについて

 必ず発生すると言われている南海トラフ対策について,先の本会議等でも質問したが,関西全体の防災・金融・救助の拠点として,三木総合防災公園周辺等に設置すべきであると考えるがどうか。また,災害時の仮設住宅を過疎地といわれる田舎に先に備えておく「田舎暮らし構想」を推進すべきと考えるが,見解を伺いたい。
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