平成29年
 第1回定例市会 2月議会
平成29年度神戸市当初予算案
予算特別委員会[総括質疑]要旨

[総括質疑]要旨 坊池 正 議員(西区選出)

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3月13日に開催されました平成29年度 神戸市当初予算案 予算特別委員会 総括質疑において、 坊池 正 議員(西区選出)は、「危機管理と災害対応力の強化について」など、市長及び関係当局に質疑を行ないました。

1.危機管理と災害対応力の強化について

(1)首都機能のバックアップについて
首都圏で予想される首都直下型地震に備え,首都機能のバックアップが必要となるが,三木総合防災公園を中心にして北区・西区に機能を構築してはどうかということを局別審査で質疑したところ,適地として望ましいとの答弁があった。また,つい先日の関西広域連合議会においては連合長より,三木総合防災公園など災害時に備えた拠点性が関西にありバックアップ機能を担うことができることを主張していくとの答弁があった。そこで,県と連携し試行的に絵をかいて国や関西広域連合に提示することは,日本の危機管理において,また南海トラフ地震に対しても神戸が関西地域に貢献できるのではないかと考えるが,見解を伺いたい。
(2)自衛隊との連携強化について
近い将来発生が懸念されている南海トラフ地震などの大規模災害時等においては,捜索・救助,人員や物資の輸送など,自衛隊の果たす役割は非常に重要である。有事の際に迅速かつ適切な対応を取ることができるよう,自衛隊と日常的にコミュニケーションを図り,連携を強化する必要があると考えるがどうか。

2.子育て・教育環境の充実について

(1)待機児童対策について
待機児童の解消に向けて,小規模保育所の整備が進められているが,3歳になる卒園児童の受け皿となる連携保育園が不足している状況である。先の代表質疑では,連携保育園確保に向け,国の経過措置期限を待つことなく,関係団体への協力要請や保育所等の新規設置事業者に対する指導を実施しているとの答弁であったが,今後の整備にあたっては,連携保育園の確保を募集条件とするなど,思い切った対策が必要ではないかと考えるが,見解を伺いたい。
(2)保育料について
現在の保育料の料金体系は,所得階層の狭間ではわずかな所得増でも保育料が大幅増となり,特に中間所得層にとって重い負担増となることから,カーブを描くようなきめ細やかな料金体系とすべきということを,先の代表質疑に続いて局別審査でも会派から質疑したが,ネックとして一番大きいのは財源の問題であるとの答弁だった。ICT技術活用による簡易な手続きの仕組みの導入や,料金体系の変更により増額する世帯には激変緩和を実施するなど,あるべき料金体系の設定に向けて積極的に検討すべきと考えるが,見解を伺いたい。
(3)県費負担教職員の権限移譲について
県費負担教職員の給与負担等については,いよいよこの4月に権限が移譲される。総務・学習指導担当や教頭業務補助スタッフの配置などが予定されていることは一定評価するものの,移譲前後で総定数が大きくは変わらない等の理由により,市の独自性を発揮した大幅な拡充は今後の課題となっていると考えている。教員の多忙化対策など教育現場が抱える課題が多数ある中,本市として現状の課題をどのように捉え,権限移譲の効果として今後どのように神戸市の独自性を発揮していこうと考えているのか,見解を伺いたい。
(議員再質疑1)
校内外のいじめや問題行動等の未然防止・早期発見・早期対応には,生徒指導を担当する専任の教員の役割が重要である。権限移譲の効果を発揮し,全中学校に生徒指導担当加配教員を配置すべきと考えるがどうか。
(議員再質疑2)
ラグビーワールドカップ2019開催に向けた実施基本計画の策定やプロモーション活動などの準備体制の強化のため,教育委員会事務局国際スポーツ室に新たな組織の改正が予定されている。どのように大会を盛り上げていくための気運を醸成させていくのか,伺いたい。

3.企業誘致について

神戸の街の活力を創出し,持続的に市民サービスの向上を図るためには,税収を産む所得者層や企業を呼び込む施策の実施により,安定した税収の確保が重要である。そのためには,企業誘致施策について,誘致ターゲットを明確化し,神戸の優位性を高めるとともに発信力を強化するなど,一層の充実を図るべきと考えるがどうか。

4.西区庁舎整備について

西区庁舎の西神中央への移転整備が予定されているが,区民にとって使いやすい行政サービスの拠点となるのはもちろんのこと,にぎわい創出にもつながるプラスアルファの機能が必要であると考えている。音響がよく,伝統文化行事等にも対応できる中規模ホールや,区民が会合を開ける会議室機能の併設について,民間資本活用などの工夫も含めて検討すべきと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質疑)
西区庁舎の整備を契機として周辺地域の活性化が期待されるが,先の代表質疑や局別審査において,西神ニュータウンにおける買い物環境の改善や飲食店をはじめとする生活に潤いの生まれる店舗の誘致などの必要性について質疑したところ,地域の声をあつめ,そのような新たなニーズに応えていくべきであるとの答弁があった。新年度は,かりばプラザのリニューアル検討に入っていくと聞くが,具体的にどのように地元の意見を吸い上げ,新たなニーズに応えていこうとしているのか伺いたい。

5.農村地域への定住・移住の促進について

農村地域への定住・移住促進による市街化調整区域の活性化に向けては,農地転用における権限移譲による手続きの迅速化や世帯分離住宅の要件緩和などの規制緩和が進められてきていることは評価している。一層の農村地域への定住・移住促進に向けた次のステップとして,非農家の方について子の世代も含めて住宅建設の要件を緩和することにより,若年層の回帰・人口定着を図る必要があると考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質疑)
北区では住民の生活路線となっている神戸電鉄粟生線の利用者の減少が課題となっている。これまでの県や沿線市等との取り組みとあわせて,市街化調整区域住民の定着に繋がるよう,市所有の沿線の土地の活用を含めた市街化調整区域の活性化施策の実施など,利用者増加に向けた新たな取り組みが必要と考えるが,見解を伺いたい。

6.補助金事業について

先日来,本市の補助金事業について報道がなされている。実態がどうなのかについては早急に究明していくとのことになるのだろうが,調査結果について,いつまでに市民・議会に対して説明するつもりなのか。また,来年度予算案においては,すべて適正な補助金として予算計上されていると考えてよいのか,見解を伺いたい。
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