平成28年
 第1回定例市会 2月議会
平成28年度神戸市当初予算案
 [代表質問]要旨
平成28年2月議会が、2月19日から3月29日までの40日間の日程で開かれ、平成28年度神戸市当初予算案が審議されました。 自由民主党神戸市会議員団を代表して、安達和彦 議員(須磨区選出)、山口由美 議員(西区選出)及び、吉田健吾 議員(灘区)は2月25日の本会議において、市長および副市長に質疑を行ないました。

平成28年度神戸市当初予算案

      [ 予 算 額 ]
一般会計 7,273億4,200万円
特別会計 7,286億4,300万円
企業会計 3,161億2,400万円
予算総額 1兆7,721億900万円
      [ 対前年対比 ]
△8億円3,200万円 [ △0.1% ]
△199億円8,000万円 [ △2.7% ]
△146億円3,600万円 [ △4.4% ]
354億円4,800万円 [ △2.0% ]

[代表質問]要旨  安達和彦 議員(須磨区選出)

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1.敬老祝い金について

事務事業の見直しにおいて,敬老祝い金の廃止が示されたが,市会も含めた十分な議論がこれまでなく,市民感覚からしてもあまりに唐突な印象を受ける。廃止にあたり,健康寿命の延伸などの高齢者施策の充実が示されているが、そのひとつである「お達者健診」では,対象年齢の限定などにより,施策の偏りが生じる可能性を危惧している。例えば,「はり・きゅう・マッサージ制度」の助成内容の拡充など代替施策も必要と考えるが,市長が目指す高齢者福祉の充実の方向性について,見解を伺いたい。

2.観光施策について

神戸の夜景が日本新三大夜景に選出され,神戸の観光資源を活かした成功事例として評価している。個々の観光資源が持つ素材を活かすと同時に,点在する観光資源をいかにつなぎ合わせるかという要素も重要であると考える。平成28年度より産業振興局が経済観光局に改称され, 観光を前面に押し出すこととなるが,どのように観光施策を展開していくのか見解を伺いたい。   
(議員再質疑)
新たな交通手段として,LRT等の導入の可能性が検討されているが,点在する観光スポットをつなぐ単なる交通手段としてだけではなく,新たな観光資源へと成長することも期待される。平成28年度予算案ではこれまでの課題を整理し,引き続き導入可能性の検討を行うとのことだが,様々な可能性を秘めるLRT等について,導入方法やルートなど,現時点での検討状況と今後の展望について,見解を伺いたい。

3.地元中小企業の成長分野への参入促進について

平成28年度予算では,次代の基幹産業の育成として,航空機・水素・ロボットといった成長分野における新たな施策が盛り込まれている。今後,神戸経済の活性化に向けては,いかに地元中小企業の参入を促進するかが最大の課題であるが,それぞれの分野において具体的にどのように参入へ誘導し,神戸の基幹産業へと成長させていくつもりなのか,見解を伺いたい。

4.神戸空港について

関空・伊丹のコンセッションが先行していることもあり、神戸空港に対して前向きな報道はあまり見受けられない。市民の間にも不安が広がり、神戸空港の将来に対して悲観的な空気が蔓延する恐れもある。今後のコンセッションの進め方をはじめ、神戸空港のさらなる発展のための方針を市民にしっかりと説明する必要があると思うがどうか。

5.人口減少対策について

国勢調査の結果速報によると,神戸市の人口は前回調査よりも6,340人の減少という結果であった。特に東灘区、灘区、中央区を除く全ての区で人口が減少しており,同じ神戸市内でも西部地域と東部地域で人口減少の問題に大きな差が生じている。人口の落ち込みが著しい西部地域の状況について,どのように分析しており,また,今後どのような対策を講じていくのか,見解を伺いたい。

[代表質問]要旨  山口由美 議員(西区選出)

 
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6.労働力の確保について

平成28年度予算案では,地元中小企業の人材確保のため,テレワーク導入促進などの働き方改革を進めるための予算が計上されている。今後,女性の就業率向上など,人口減少社会における労働力確保につながる施策は非常に重要であり,今後の取り組みを検証・分析しながら更なる充実を図るべきと考えるがどうか。
(議員再質疑)
神戸市子ども・子育て支援事業計画に基づき,保育所等の整備が進められているが,西区など今後増園の予定がない地区もある。女性の就業率向上のためには,子育て環境の整備が重要であることから,地区のニーズに応じて柔軟に保育所整備を行うべきと考えるが,見解を伺いたい。

7.医療産業都市について

平成28年度に整備が開始される神戸アイセンターでは,理化学研究所の高橋政代氏らが中心となり,視覚障害者に対し治療から就労まで一貫してサポートを受けられる環境の整備が進められている。医療産業都市の次のステージとして,最先端の医療を提供するとともに,様々な障害者を一貫して支援できる体制を構築すべきと考えるが,見解を伺いたい。

8.重症心身障害児者施策について

重症心身障害児者施策において,入所施設は重要な役割を果たしているが,他の政令市と比較し,入所定員数が低い水準であることなど,課題が多い。重症心身障害児者に対する支援は,入所と在宅の支援をバランスよく進めることが肝要であると考えるが,今後の施策の方向性について,見解を伺いたい。

9.子どもの学力向上について

日本音響学会などによると,教室内の騒音は,子どもたちの疲労,集中力の低下につながり,学習による知識構築や読み書き能力の発達を阻害する可能性があると言われている。平成28年度予算では学習支援ツールの配置など,子どもの学力向上につながる施策が盛り込まれているが,音響環境の改善など他都市にない学力向上の取り組みを推進すべきと考えるがどうか。

[代表質問]要旨  吉田健吾 議員(灘区選出)

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10.2020ビジョンについて

2020ビジョンでは,ポスト震災20年の神戸のまちづくりとして,人口減少社会の克服をめざし,若者に選ばれるまち,そして誰もが活躍するまちをテーマに掲げている。特に「若者」にフォーカスし,これまでにない新たな発想による施策展開が盛り込まれていると感じているが,なぜこのたび「若者」にフォーカスをあてたのか,その背景には市長のどのような思いがあるのか伺いたい。

11.民泊の活用について

(1) 民泊の活用による観光振興について
姫路や淡路島など近隣都市と連携し,神戸を拠点とした広域観光や有名な観光地以外のいわゆるディープな観光ツアーなど,長期滞在につながる観光振興が重要と考える。そこで,長期滞在の手段のひとつとして民泊を効果的に活用することで,神戸経済を活性化させる滞在型観光の起爆剤にすべきと考えるがどうか。
(2) 違法な民泊の取締りについて
外国人観光客増も見据え,民泊の規制緩和が進む一方で,違法営業を繰り返し,トラブルに発展するケースもあると聞く。市として責任を持って違法営業の取締りや防止策の強化に積極的に取り組むべきと考えるがどうか。

12.スポーツ振興について

神戸市ではスポーツ振興プランにおいて,スポーツを「する」環境の充実を図り,スポーツ振興に努めることとしているが,市民からは身近にスポーツを楽しむことができるスポーツ施設の更なる充実を求める声も聞く。全ての市民が日常的にスポーツに親しむことができるよう,スポーツ施設の充実に向けて取り組むべきと考えるがどうか。
(議員再質疑)
空港島のにぎわいづくりの一環として,余剰地を利活用し,スポーツ施設の整備を検討すべきと考えるがどうか。

13.今後の道路整備のあり方について

少子超高齢社会の進展などによる社会ニーズの多様化に伴い,高齢者の増加や電動自転車,コミュニティバスの通行など道路の利用者や利用形態も変わりつつある。狭い道路に多様な交通手段が混在するケースも出てきており,地域の事情に応じたきめ細かな道路整備が必要と考えるが,今後このような利用形態の変化にどのように対応して道路整備を進めていくのか,見解を伺いたい。

14.中学校給食について

「中学校給食の検証・検討に関する有識者会議」において,今回の異物混入事案や衛生管理指導,情報公開のありかた,給食再開に向けた事業者選定方法などについて,検証・検討を行っているところだが,他都市においても調理方式の見直しの動きがあるなか,本市においてもデリバリー方式の見直しも含め,ゼロベースで議論すべきと考えるが,見解を伺いたい。

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